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小学館
グループ:Book
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価格:¥ 1,100
発売日:2005-06
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カスタマーレビュー ![]()
私の考えが!私の日常が!
(2008-05-25)
嘗て、大学の漫研で高橋氏の作品の載った漫研誌を見て「うまいな〜」と感じた、作者と同世代読者です。そしてこのシリーズは、僕らが結婚してから体験した近所づきあい・上司との交流・会社での悲哀・子供との話・親の老いなど、まさに僕らのグラフィティといった趣です。毎回続編を待ちに待ってます。
今回の作品集では「日帰りの夢」が特に印象に残りました。同窓会で男なら誰もが一度はあこがれるであろう「好きだった人」との再会。そんな時ついつい考えちゃうんですよね、「きっとあの子も・・?」なんて。ところがいつものように作者高橋氏は「日常にこそ幸せがある」とのテーマを忘れない。
主人公、東雲さんが「好きだった人」から渡される日記ノートの言葉「過去は永久に静かに立っている」は深いな〜、と感じ入りました。
21世紀、家庭のリアルとは
(2005-10-19)
仕事人間故に家庭で疎外される父親、過労死する父親、家庭を顧みない妻、反抗期を迎えた息子など、どこかで見たような家庭像が続く。
今、あえてこうしたテーマを選ぶのは、高橋氏のプライベートと関係するのだろうか?
もう少しで、本作と同じような家族年齢に達する者としては、どこかリアルに感じられないもどかしさがある。
老いと介護をテーマに据えた一編は、マンガとしては目新しいし、テーマにもかかわらず高橋氏らしくウェットに陥らない表現に好感が持てる。
劇的な変化や結末があるわけでもなく、ほんの少し希望や幸福をふくらませ、ふたたび淡々と日々を送って行くであろう、登場人物それぞれの後ろ姿に、読後感は悪くない。
20代も切ないです
(2005-08-21)
僕が高橋 留美子さんを知ったのは4年前くらいにBSでうる星やつらを見たのがきっかけで、それから留美子さんにハマってます。
僕はこの作品の中でこの本の題名にもなっている「赤い花束」が心に残りました。
こつこつと書きためた一作一作のいずれもが、味わい深い佳作揃いの短編集
(2005-07-18)
高橋留美子は、青年誌上では、「ビッグコミックスピリッツ」での「めぞん一刻」の連載を1987年4月で終えてからは、1987年7月以降、少年誌での連載の合間に、ほぼ、1年に1作のペースで、「ビッグコミックオリジナル」に、こつこつと短編を書きためており、短編集としてまとめられるのは、「Pの悲劇」、「専務の犬」に次いで、これが三つ目となる。
18年間にわたって書き連ねてきた一作一作は、いずれもが味わい深い佳作揃いであり、この人の漫画は、嫁姑問題、寝たきり老人の介護問題、中年男の過労死や、わびしく孤独な単身赴任生活といったシリアスなテーマでさえもユーモアを忘れず、最後には、どこにでも、そして、誰にでもあり得るささやかな幸せを描いて終わる、ほのぼのとした暖かさがあり、後味が良いのが特徴だ。それと、この人の漫画を見ていつも不思議に思い、感心するのが、女性でありながら、さりげないシーンの中に、男性にしかわからないはずの、男性ならではの心の内面の微妙な揺れが、実にリアルに描かれていることだ。
これだけの作品を描ける人が、1年に1作というのは、大人の高橋留美子ファンとしては、物足りない。高橋留美子にとっては、少年誌での長期連載の合間の、青年誌での毛色の変わった短編の執筆が、おそらく、格好の気分転換になっているのだろうが、「犬夜叉」の連載も、彼女の最長連載記録をすでに塗り替え、マンネリ気味になっている。そろそろ、「犬夜叉」の幕引きをし、青年誌での二度目の連載を開始してほしいと期待しているのは、私だけではないだろう。
中年の切ない話です
(2005-07-02)
若い人にはわからないかもしれませんが、この傑作集に出てくる中年の男や女はきっとあなたの隣にいる人と同じです。もしくは、あなたの親と同じです。
何とか笑いをとろうとしている雰囲気はありますが、でもこれってやっぱり切ないです。同世代の人にはわかってもらえると思いますが。
ということは、高橋留美子も中年であって、だからこそこうしたマンガが描けたのかもしれません。
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