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グループ:DVD
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発売日:2000-04-21
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レビュー(Amazon.co.jp)
???『マイケル・コリンズ 特別版』は、アイルランド出身のニール・ジョーダン監督が大ヒット作『クライング・ゲーム』に続き監督・脚本を手がけた作品で、IRAの指導者であり、20世紀で最も重要な政治的リーダーの1人に数えられるマイケル・コリンズ(リーアム・ニーソン)の半生を綴った伝記である。フィルムはコリンズがゲリラのリーダーから祖国の英雄へ、そして政治家へと成長していく姿を追っている。ジョーダンのコリンズに対する捉え方は、彼の圧倒的な名声に嫉妬した首相のイーモン・デ・ヴァレラ(アラン・リックマン)によって利用されたとするものである。デ・ヴァレラは和平協定の交渉役をコリンズに任せたが、その協定は彼の熱烈な信奉者たちにとっては決して受け入れられる内容ではなかった。コリンズが最初の交渉で歩み寄りの姿勢を見せて帰国すると、デ・ヴァレラは協定改正への支持を拒否することで、人気失墜を狙う。内戦はその後も数十年間続く。『マイケル・コリンズ 特別版』は、時にまとまりに欠けたりテンポの良い展開が失われる面があるものの、歴史ドラマとしてはまさに"圧巻"と呼ぶにふさわしい作品に仕上がっている。また、映像作品という観点でも近年で最も美しい映画の1本に挙げることができ、映像カメラマンのクリス・メンジズは色彩的な画面構成を駆使して、雰囲気や感情の表現を際立たせている。他の出演者はエイダン・クイン、ジュリア・ロバーツ、スティーブン・レイなど。DVD版には、BBC制作による50分のメイキング映像を収めたドキュメンタリーが含まれている。(Jim Emerson)
カスタマーレビュー ![]()
アイルランドを理解するための必須映画
(2006-01-28)
「アイルランド独立の英雄」として激動の時代を生きた青年の伝記映画。IRAという組織、現在は理念を口実にしたテロ組織ですが、アイルランドの独立戦争時は、英国からの独立を勝ち取る為に戦うレジスタンスの集団でした。コリンズは当時のIRAを先導し、結果的にアイルランドを独立に導いた人物です。
この映画の背景には、アイルランドの700年に及ぶ英国による抑圧と、独立、その後の混乱・・・現在まで続くIRA/UFFの抗争があります。映画にも描かれる、アイルランドの人々を惨殺した英国支配からの独立、その後の内戦による、多くの死者。映画の中で描写される英国側の残忍さ(ほとんど事実です)に、どうしていまだアイリッシュがあれほどまでに英国を嫌うのかが理解できます。
ジョーダン監督によるコリンズ像は、人間味溢れる朴訥な田舎の青年でありながら、母国アイルランドの独立のためなら殺人も厭わない愛国者。アイリッシュのリアム・ニーソンがコーク訛りで情熱的に演じます。史実を交え、同僚のハリー(エイダン・クイン)との友情、その後の悲劇、歴史的事実の再現を、アイリッシュ・ミュージックに乗せて見せてくれます。
アラン・リックマン演じるアイルランド大統領デヴァレラは、冷徹な策略家として描かれ、コリンズとの対比を生んでいます。ジョーダンのデヴァレラ像はしかし、彼の行為に完全に肯定的では有りません。アランは、静かな口調と押さえた表情の裏に、激しさと情熱を隠した演技で、英雄デヴァレラ像に人間としての魅力を加えていることが救いです。
アイルランドの地を踏もうという方は、ぜひこの映画を見ておく事をお勧めします。
イギリス俳優w
(2005-10-08)
この映画はなんといっても主演俳優女優がすごい!!!
イギリスを代表する俳優さんが勢ぞろい。
それにハリウッドスターのジュリアロバーツ!!!
歴史にそった映画なのでこのときの衣装も再現せれてて。。。
イギリス好きにはたまらない一本です
アイルランドの背負った歴史の重さ
(2004-02-01)
マイケル・コリンズは実在の人物で20世紀はじめに700年にわたる英国の支配からアイルランドが独立する礎を築いたとされるIRAの指導者。IRAというと"爆弾テロ"のイメージが先行するが、アイルランド出身のニール・ジョーダン監督が描くコリンズは、田舎出身のちょっと野暮ったい男だが仲間からの信望の厚い、カリスマ性のある人物。情報に長けた英国当局が"顔の知れない"存在として脅威を感じていたことを逆手に、ゲリラ戦法を含むあらゆる手段を駆使して独立を勝ち取ろうとする。アイルランド初代首相(後の大統領)イーモン・デ・ヴァレラを対比させて物語は進められていく。暴力もいとわぬコリンズのやり方に反発し、彼の人気に嫉妬を覚えながらデ・ヴァレラは和平交渉を"任せる"がすでに出来レース。実をとったコリンズを待ち受けていたのはかつての同士との別離と戦い。そして彼自身が31歳にして凶弾に倒れる。
ジュリア・ロバーツとのロマンスなどはフィクションだろうが、どちらの立場をとるかは別として、ほぼ史実に沿って描かれた作品と思われる。遠く離れたアイルランドという国で、20世紀初頭にこういうことがあったのか・・・と知るにはいい作品だ。
映像はモノクロ、主役のリーアム・ニーソンがやや老けすぎとの批判もあるが、朴訥としたコリンズ像に監督が温かい視線を注いでいる。佳作といえよう。
タイムリーな作品
(2004-01-26)
大学でアイルランド文化に関する講義を取り、授業の一環としてこの作品を見ましたが、史実ドラマとしてもヒューマンドラマとしても、とにかく濃い内容に圧倒されました。
「独裁者」「テロリスト」「国家の英雄」「裏切り者」…
望む望まないに関わらず歴史の歯車を動かした人間は様々な虚像を背負わなければならない。自分の思うように勧めてきたはずの歯車の向きが「メディア」「民衆」「モダニズム」といったマジョリティの力によって少しずつ狂いだす。身悶えながらも己の信念にそってそのマジョリティの力に抗う彼らの姿に、辛くもあるがどうしようもなく引き付けられてしまう。
コリンズの采配は見事の一言だ。綿密な暗殺計画、アイルランドのためなら時に非情な面をも見せる。しかし彼は物語の後半に「平和」「人間らしく」という言葉を連呼する。
非情な計画を遂行してきた彼が「平和」というまったく性質の反する言葉を吐き出す。
リアリズムのあるシーンも史実にそったストーリー展開もこの映画の魅力の一つだが、マイケル・コリンズが見せる人間の二面性や、あふれる感情をおしげもなく画面に吐き散らす彼の存在はさらにこの作品に奥深い魅力を与えている。歴史ドラマではあるが、それだけに登場人物の人間臭さが余計に引き立ち、魅せられてしまう。
この作品は史実をタブー視されてきたアイルランドの史実を語るものでもあるが、それと同時にマイケル・コリンズ自身の葛藤劇でもあるかもしれない。
少しでもいいのでアイルランドの歴史背景を頭に入れた上で鑑賞することをおすすめします。知っているのと知らないのとでは作品の楽しみ方も違ってくるでしょうから。
考えさせられます
(2004-01-11)
この作品を買った理由はアラン氏ガ出ているからでしたが、
作品自体がとても面白く、考えさせられる素敵な作品でした。
アラン氏だけでなく、主演陣の演技はみな、素晴らしかったです。
見る価値のある作品だと思います。
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