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パイオニアLDC
グループ:DVD
ランキング:85155
価格:¥ 4,935
発売日:2000-08-25
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レビュー(Amazon.co.jp)
?「ハリウッドでは、映画のヒットによってすべての罪が償われる」という日本公開時のコピーが、この映画のすべてを象徴している。映画会社の取締役であるグリフィン・ミルのもとに、脅迫めいた絵はがきが到着。身に覚えがありすぎるミルは、売り込みに来た脚本家のひとりが犯人と推定するが、誤って彼を殺害してしまう。
???数々の作品をハリウッドで製作してきたにも関わらずヒット作に恵まれず、スタジオとの衝突も経験したアルトマンだが、一方で彼の作品のスタイルに魅せられ、出演を希望する俳優たちは後を絶たない。アルトマンにとって『ザ・プレイヤー』は、エンタテインメントの要素を投入しながら、ハリウッドのスタジオ・エグゼクセティヴの薄っぺらぶりを、皮肉たっぷりに描いた作品と言える。無論それがアルトマンの経験した現実なのか否かは公然と語られていないが、そういう暴露的要素が、この映画の最大のセールス・ポイントであることは否定できまい。ヒットすれば、それも許されてしまうのがハリウッドなのだ。(斉藤守彦)
カスタマーレビュー ![]()
ハリウッドには仮面がよく似合う
(2006-06-13)
本作はブラックなアイロニーに充ち満ちた、アルトマン流「アメリカの夜」である。ハリウッドの内幕を過激にカリカチュアライズしている。魅入られたかのように映画にのめり込んでいる人々の姿は監督自身を表現しているかのように真に迫ってくる。多数のハリウッドスターのカメオ出演もにやりとさせられる。
胸くそ悪くなるようなストーリー展開も彼の手にかかれば見事な群像劇に仕立てられる。毒素を適度に残しながら発酵させてしまう、その職人芸と強烈な個性が制作側と衝突を繰り返してきたことは容易に想像できる。それ自体を映画にしてしまう悪魔的発想はまさにアルトマンの真骨頂であり、それを受け入れられる土壌もまたハリウッド的というべきスケール。世界に誇る娯楽産業のふところは深遠である。
興味深深ハリウッド、映画好きにはたまらない
(2005-07-19)
「シーン1・テイク10」の掛け声とともに始まる。アルトマン監督の考え出したこの設定は「業界の中には腹立たしい思いをする方が居られるかもしれませんが、これはあくまでもフィクション(劇中劇)です」と予め「お断り」を入れてあるのだと解釈できる。有名な冒頭の長回しは監督の「計算された、役者の動きとカメラワークテクニックの披露」というところだろうか。
ある者は「映画会社関係者」という役柄で、ある者は「役者」という役柄で、ハリウッドの有名人が画面に溢れているのは映画好きには嬉しい限り。
エンディングがストーリーのオープニングにくっつくような不思議な終わり方が印象的。グリフィンが上げた「ヒットする映画の要素」全てが見事にこの作品に入っていたが、当時、この作品はヒットしたのか?アルトマン監督がグリフィンに言わせた最大の皮肉ではないか。
真の映画好きのための映画
(2004-12-09)
「騙されたと思って,ともかく一度見てみてよ」と布教活動をしたくなる映画です。この映画が作られてから10年以上経過しているし,豪華なカメオ出演スターの中には,故人となった方もいますが,それでも魅力はちっとも色あせていません。主役のティム・ロビンスをはじめとする演技,音楽,撮影すべてが絶品。特にストーリーはサスペンスとかコメディとかの枠組みを越え,「映画作り」の本質に迫っています。
「ハリウッドなんて,所詮こんな世界。でも,映画を作るのをやめられるかい? 見るのを止められるかい?」という声が聞こえてくるようなラストシーン。映画を作る側も見る側も,ここではあのエンディングの共犯者。長生きしてください,アルトマン監督。
それほどたいした映画では?
(2004-11-08)
私がこの映画を見た限りそれほど強烈な印象は受けなかった。サスペンスも良くありがちな終わりだし、ハリウッドの裏側を描こうとするならば、もっとドキュメンタリータッチで描いてほしかった。それにこれが単純にハリウッドの実情を描いたものだとも思えないし、何か説得力に欠ける感じがした。この映画のメインは主人公と脅迫がメインのはずなのにそれがなおざりになり、ストーリーもパッとしない作りになっている。ザプロデューサーという映画のおわりにも似ていて、実に後味がわるい。ブラックコメディーという人もいるだろうが、ブラックユーモアというものは悪いと分ってもツイツイ笑ってしまう作品だと思う、この作品では、あまり笑いは起こらない気がするし、ジャンルも様々な見方があるのではないだろうか、あまり特質した作品ではないように思う。
アルトマン絶頂期
(2004-07-26)
最初の長回しから,ぐいぐいハリウッドの内側に引き込まれる仕掛け。ロバート・アルトマンの才能が凝縮されていて,エンターテインメントとして最高におもしろい。ティム・ロビンスも彼以外は考えられない配役で,ビシッと決まってる。カメオの顔ぶれ,アルトマンならではの贅沢。
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